モンゴル科学アカデミー、バタボルド・エンヒィェトフシン院長招請　水曜フォーラム開催

- モンゴルと韓国の協力関係 -

財団は10月31日(水、11:30〜12:30)大会議室でモンゴル科学アカデミー、バタボルド・エンヒィェトフシン(Batbold Enkhtuvshin)院長を招請し、「モンゴルと韓国の協力関係」というテーマで水曜フォーラムを開催した。

エンヒィェトフシン院長は、歴史的に韓国とモンゴルは昔から相互理解を深めてきており、様々なレベルであらゆる関係を維持してきたと強調した。さらに、両国の歴史は、言語・文化的に非常に密接な関係にあり、それを証明する歴史・考古学的資料も珍しくなく、それに基づく研究成果も蓄積されていると述べた。
韓国とモンゴルは、1990年国交正常化以来、両国の交流・協力関係が政治・経済・教育・文化・科学・人文学など様々な分野で成功的に発展していると評価した。

また、国交正常化20周年を迎えた2010年にはモンゴルにおいて「韓国年」に、翌年の2011年には韓国において「モンゴル年」にそれぞれ指定され、両国関係の活性化、相互協力と交流という良い成果につながったと説明した。また、両国の研究機関同士の研究者交流、シンポジウムなど様々な活動が行われ、研究成果の交流、協力関係についての意見交換、一致した結論への到達、モンゴルにおける韓国学研究センターの開設、韓国におけるモンゴル学研究センターの開設・運営など、様々な形で関係が発展していると述べた。

講演の最後に、これまで財団とモンゴル科学アカデミーが成功的に協力してきたため、協力関係がさらに拡大、強化されているとし、今後ますますの学術交流と踏み込んだ共同研究が期待されると付け加えた。