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東北亜歴史財団ニュース

東北アジア歴史財団ニュース 6月号
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Northeast Asian History Foundation News

中国が愛国事業として記憶する朝鮮戦争
中国にとって、朝鮮戦争は一つの機会でした。
「抗米援朝」という名の愛国運動として戦争を位置づけ、
反体制勢力を粛清し、都市を掌握して共産党体制を強化しました。
銃声が止まった戦場の向こう、中国本土では、
恐怖政治と体制整備が「愛国」の名のもと正当化されました。
私たちが膨大な被害を被った戦争が、 誰かにとっては権力固めの手段となったのです。
国際政治において、私たちの流す血は誰かの利益になるのです。
これこそ、私たちが平和を守らなければならない理由です。
(写真:平日でも賑わう丹東抗美援朝記念館、筆者撮影)

白頭山:地球の時間と民族の記憶が交差する世界遺産
— ユネスコ世界ジオパーク指定と国際学術シンポジウムの意味-
2025年、白頭山はユネスコ世界ジオパークに指定されました。
新生代の複合火山の進化、千年規模の大噴火の痕跡、そして国際共同研究など、
白頭山はすでに世界が注目する地質遺産です。
同時に、朝鮮後期の紀行文や檀君神話に込められた民族アイデンティティと記憶の象徴でもあります。
地球の時間と韓民族の物語が出会う場所、それが白頭山です。

日本軍「慰安婦」の記憶をめぐるトランスナショナルな議論
-SOASロンドン大学と共同開催された国際学術会議―

日本軍「慰安婦」に関する記憶の政治と国際的な談論をテーマに、
欧州各国の研究者が参加し、戦時性暴力、植民地主義、女性の人権、記憶と連帯などを多角的に議論しました。
被害者の記憶を中心に据え、普遍的なナラティブの中で見落とされがちなアジアの歴史的な背景を再照射する試みでした。
トランスナショナルな対話を通じて、「慰安婦」問題の解決可能性と責任の意味を改めて問う場となりました。

中国における国家主導の歴史教科書の編纂と大学の歴史教育の分析
— 『中国における習近平時代の国家編纂大学教材の歴史教育』発刊-

中国では大学の歴史教科書も国定化され、
「中華民族共同体」と愛国主義を中心とした歴史叙述が強化されています。
代表的な教材である『中国史綱要』や『中華民族共同体概論』などは、
韓国史や東アジア史、世界史を中国中心の視点で再解釈しています。
本書はこれらの教材の内容と意図を分析し、歴史の政治化とその波紋を警告しています。

日本の歴史歪曲の現場で独島を守る決意
— リニューアル再開館、日本の「領土·主権展示館」訪問記-

2025年にリニューアルされた日本の「領土・主権展示館」は、
CG映像やパズルゲームなどを通じて、独島が日本領土であるとの認識を植え付ける体験型展示に変わりました。
歴史的な背景を無視し、アシカ猟など一面的な主張のみを強調しながら、
若者に歪んだ認識を自然に刷り込んでいます。
独島は歴史的な事実に基づく我々の領土です。
(写真:領土・主権展示館の内部、筆者撮影)

日韓協定60周年に寄せて——もう一度、日韓関係を
『東北アジア歴史フォーカス』第13号は、日韓協定60周年を機に、
政治・外交・安全保障・経済・認識など多角的に日韓関係を再照明します。
「何を記念するか」よりも、「どうやり直すか」を問い、
強制動員、請求権問題から地方外交、世論の変化に至るまで多層的な議論を展開しています。
私たちが60年を振り返るのは、より良い次の60年を準備するためです。

「記録の日」と協力体制構築への第一歩
6月9日は「記録の日」として、記録の価値を再確認し、
公共機関における責任ある記録管理文化を強調する日です。
これに伴い、財団を含む教育部傘下の9つの機関は、
記録管理協議会を発足させ、協力体制の構築に乗り出しました。
共同保存、専門性の強化、定期的な連携を通じて、
公共記録の信頼性と活用性を高める基盤が整いつつあります。
記録は過去を残すことであり、未来を準備することでもあります。
(写真:教育部傘下公共機関記録管理協議会の発足式)


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