
1. 本サイトに掲載されたファイルなどコンテンツの著作権は東北アジア歴史財団に帰属します。
2. いかなる形式でも本サイトの一部または全部の無断転載及び複製は禁止します。
書名 :《富巨里一帯の渤海遺跡》
An Excavation Report on Bugeori Balhae Site
東北アジア歴史財団 | 菊倍判 |洋装本 | 257ページ |60,000ウォン | 2011年11月10日
ISBN
978-89-6187-245-4 93900
本報告書は、延辺大学渤海史研究所と北朝鮮の社会科学院考古学研究所が共同で行った富巨里(咸鏡北道清津市青岩区域)にある渤海遺跡の発掘成果をまとめたものである。同発掘は、北朝鮮と中国が1962〜1965年に共同発掘した以来、2度目の共同作業による渤海遺跡の発掘という点で大きな意味がある。延辺大学渤海史研究所は今回の報告書の出版において大きな役割を果たした。
本報告書は最近、報告書原稿の図面の図版と写真を補正し、最新の発掘成果を学界に提供するためにまとめられた。全体的な構成は、序論、富巨里の地理的位置と遺跡の分布状況、城跡、烽火台、墓などの本文と一緒に、付録として錦城里の壁画墓、東興里にある24の石遺跡と、さらに図版93枚、写真197枚も一緒に掲載している。富巨里一帯で発掘された渤海時代の遺跡は、18世紀後半からすでに知られ始め、ここが高句麗から渤海にいたるまで継続的に利用された地域であることを示している。東海岸一帯の渤海遺跡の発掘により渤海文化の起源が高句麗文化であり、それがよく反映されているという点で大きな意味がある。
本報告書の出版は、延辺大学を媒介とする南北の学術交流という点でも意義は大きい。また、韓国で再出版された『東海岸一帯の渤海遺跡に関する研究』(キム・ジョンヒョク著、社会科学出版社、1998)以来、最も総合的かつ体系的な発掘報告書として、これからの渤海史研究の宝庫となるだろう。今回の出版を通じ、今後の南北共同の渤海遺跡の発掘と調査、研究が続くきっかけになることを期待したい。